産後ケアホテルは、産後のママと赤ちゃんをサポートしてくれる便利なサービスですが、費用が高いというイメージがありますよね。
「産後ケアホテルに泊まりたいけど、費用が不安…」
「費用を抑えて産後ケアホテルを利用したい…」
そんなママに朗報です!産後ケアホテルの費用を抑える方法は、実はたくさんあるんです。
そこで今回は、産後ケアホテルの費用を抑えるおすすめのプランや方法をご紹介します。
産後ケアホテルの費用の相場
産後ケアホテルの費用は、1泊あたりの相場が3~6万円程度です。
ですので、産後1週間利用すると費用は、20~40万円程度となります。
さらに高級なところもありますので、比較検討して決定しましょう。
費用に影響する要素
費用に影響する要素としては、以下のようなものが挙げられます。
- ホテルの立地
- ホテルの設備やサービス
- 利用期間
- 利用時期
- 家族の宿泊有無
立地が都心部にあるホテルや、設備やサービスが充実したホテルは、費用が高くなる傾向があります。
また、利用期間が長いほど、費用も高くなります。
繁忙期と閑散期で費用が異なる場合があります。また曜日によっても、料金が異なる場合があります。
家族(パパや子供)の宿泊や食事の有無によっても価格が変わる場合があります。
例)産前産後ケアホテル ぶどうの木 京都院の場合(2024年1月時点)
- 年末年始、お盆休み、ゴールデンウィークは1泊1〜2万円の追加料金が必要
- 通常の金土曜日の追加料金はなし
- 家族の宿泊無料。ただし家族分の食事の用意は不可。
そもそも産後ケアホテルはなぜ高い?
産後ケアホテルの費用が高くなる理由は、以下のようなものが挙げられます。
これらのサービスを提供するために、産後ケアホテルは、人件費や設備費などのコストがかかります。そのため、費用が高くなってしまうのです。
産後ケアのプロによる専門的なケアが受けられる
育児の疑問やおっぱいトラブルなどを助産師さん等のプロに相談できます。
助産師さん等の専門スタッフを雇うには費用がかかりますよね。
赤ちゃんのお世話もスタッフがしてくれる
生まれたての赤ちゃんを夜間も預かってくれるところはほとんどありませんよね。
産後寝不足のママは、大金を払ってでもお願いしたいところだと思います。
おむつ代などの費用も含まれている
通常、赤ちゃん連れ旅行はとても荷物が増えますが、産後ケアホテルではひと通り用意してくれているので、宿泊中に使う物は持っていかなくても大丈夫です。(家からホテルまでの往復に使う分の準備は必要なので、お忘れなく)
ホテルのような設備やサービスを利用できる
部屋は個室で、病院の雰囲気ではなく、完全にホテルの雰囲気です。
産後のママに必要な栄養が摂れるメニューの食事代も含まれている
体に優しい多品目のメニューだったり、おやつや夜食もあります。
産後ケアホテルの費用を抑える方法 6選
各自治体の産後ケア事業を利用する
各自治体では、産後ケア事業を実施しているところがあります。
この事業を利用すると、産後ケアホテルの費用を一部補助してもらえます。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 産後ケアホテルの費用の一部を助成する
- 産後ケアホテルの利用料金を割引する
- 産後ケアホテルの利用料金を無償とする
各自治体の産後ケア事業の詳細は、各自治体のホームページで確認できます。
「家族の援助が期待できないこと」を選考条件にしている自治体は多いようですが、自治体によってその基準は異なります。とてもゆるい自治体と厳しい自治体があるようなので、一度応募してみてもいいと思います。
例)京都市ならこんな感じ↓
割引やキャンペーンを利用する
産後ケアホテルでは、割引やキャンペーンを実施している場合があります。事前に確認しておくと、お得に利用できます。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 早期予約割引
- 長期利用割引
- 家族連れ割引
- リピーター割引
割引やキャンペーンの対象となる条件は、ホテルによって異なります。
例)産前産後ケアホテル ぶどうの木 京都院の場合(2024年1月時点)
・長期利用割引→13泊以上で1泊無料等
・リピーターの方限定で「Happy Timeプラン」というものもあります。
日にち限定にはなりますが、30%オフで宿泊可能です。毎月10日と20日にLINEで対象の日にちが発表されます。
・複利厚生サービス「ベネフィットステーション」の会員割引
パパかママが勤めている会社で「ベネフィットステーション」に加入している場合に利用できます。いずべママはこちらの割引を利用しました。スタンダードクイーンルーム1泊のみ利用可能ですが、パパとママ両方が会員の場合は割引価格で2泊できるようです。
時期や曜日を工夫する
繁忙期を避けたり、曜日を工夫したりすることで、費用を抑えることができます。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 平日やオフシーズンを利用する
- 週末や連休を避ける
繁忙期は、料金が高くなる傾向があります。
プランを比較する
産後ケアホテルでは、さまざまなプランが用意されています。プランを比較して、自分に合ったプランを選ぶことで、費用を抑えることができます。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 日数やサービス内容が異なるプラン
- 食事やおむつ代が含まれているプラン
- パパや家族の同室が可能なプラン
自分に必要なサービスが含まれているプランを選ぶことで、費用を抑えることができます。
例)産前産後ケアホテル ぶどうの木 京都院の場合(2024年1月時点)
・骨盤ケアやアロママッサージ等も利用したい場合→パックプラン
・滞在時間を伸ばしたい場合→オプションのレイトチェックアウト
産院の自費宿泊を利用する
多くの産院では健康保険を適用せずに、自費で宿泊するプランを行っています。
病院に宿泊するかたちになるので、入院の延長みたいな感じにはなりますが、費用的には1泊2万円くらいと産後ケアホテルよりリーズナブルです。
自宅でケアする
産後ケアホテルを利用せず、自宅でケアすることで、費用を抑えることができます。ただし、産後の体調や赤ちゃんのお世話に自信がない場合は、産後ケアホテルを利用することをおすすめします。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 実家や近所に頼る
- 家事代行サービスや育児サポートサービスを使う
自宅でケアする場合は、事前に準備しておくことが大切です。
上記のようなサービスは夜間は預けることができないと思うので、夜間預けたいのであれば、産後ケアホテルになるかと思います。
まとめ
産後ケアホテルは、産後の体調回復や赤ちゃんのお世話に役立ちますが、費用が気になるという方も多いでしょう。
本記事では、産後ケアホテルの費用を抑える方法について、以下の6つのポイントを解説しました。
- 各自治体の産後ケア事業を利用する
- 割引やキャンペーンを利用する
- 時期や曜日を工夫する
- プランを比較する
- 産院の自費宿泊を利用する
- 自宅でケアする
これらの方法を組み合わせることで、費用を大幅に抑えることができます。
なお、産後ケアホテルの利用を検討する場合、産後の体調や赤ちゃんのお世話に自信があるかどうかも考慮しましょう。産後の体調が優れず、赤ちゃんのお世話に不安がある場合は、産後ケアホテルの利用をおすすめします。
また自宅でケアする場合も、事前に準備しておくことが大切です。実家や近所に頼れる人がいない場合は、家事代行サービスや育児サポートサービスなどを利用するとよいでしょう。
産後ケアホテルの費用を抑えて、安心して産後の生活を送れるよう、自分に合った方法を検討してみてください。
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