いずべママの出産体験記・逆子・早産・緊急帝王切開・帝王切開のメリットについても解説

第1子出産記事
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いずべママ

2人目の出産を控えて、2年前の出産について振り返ってみました。
緊急帝王切開は誰にでも起こりうるので、「そんなこともあるんだ!」って参考にしてもらえたらいいかな。と思って書いてみました。

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目次

出産体験記

だいぶん前から逆子で、張り止めの薬を飲みながら逆子体操をしていましたが、全然直りませんでした。

通っている産院が外回転術もしていたので、外回転術を行う入院の日取りも決まっていました。外回転術というのは、お医者さんがお腹の上から赤ちゃんを力づくで回すというなかなか無理矢理な方法で逆子を直す方法ですが、産まれてしまう危険もあるので、やってくれる病院は少ないみたいです。

なお、外回転を行う予定だったのは出産予定日の25日前で、実際の出産後5日後にあたる日でした。

また、外回転術は保険適用なので、自分で加入している保険の入院給付や手術給付も受けられます。

私はこの給付で無痛分娩分も出産時の費用が賄えそうだと考えていました。

出産3日前

産婦人科の定期検診 

特に問題なく検診を終えました。いつも院長先生に診てもらっていましたが、この日は違う先生でした。

ABCクッキングスタジオ 

出産後はなかなか通えなくなるだろうと、お料理のクラスに行きました。

リッツカールトン大阪宿泊

SPGアメックスカード(現マリオットボンボイアメックスカード)の特典宿泊を利用して、リッツカールトン大阪に無料宿泊しました。

上記写真では写っていませんでしたが、入口のところには常時ドアマンが立っていて、扉を開け閉めしてくれます。

ロビーや通路等もアンティークな雰囲気で絵画やお花がたくさん飾られています。

無料宿泊なので、一番お安い部屋ですが、家具などのアンティーク感というか、高級感がすごかったです。

お誕生日は外回転術の入院日と被る予定だったので、早めのお誕生日祝いに宿泊しました。

お誕生日祝いにホテルからマカロンと葡萄のプレゼントがありました。葡萄が房で置いてあったのは初めてだったのでびっくりしました。

マタニティーフォト撮影 

リッツカールトンのお部屋内のクラシックな雰囲気の中、マタニティーフォトをセルフで撮影しました。

ドレスやお腹のアートシールはフリマアプリで購入したもので、お部屋のお花、景色、家具等を使ってたくさん撮影しました。

このタイミングで撮影しておけてよかったです。

JR大阪駅近くで飲食店はたくさんあるので、晩御飯はホテルの近くで食べました。

プール

マタニティースイミングにも週2回ほど通っていたので、夜のホテルプールでゴーグルをして普通にクロールで泳ぎました。夜は外には出られませんでしたが、屋外にもガーデンプールがありました。

出産2日前 

リッツカールトン大阪で朝食ビュッフェ

朝からノンアルコールのスパークリングワインが出る、豪華な朝食でした。

コロナの緊急事態宣言(数回出た緊急事態宣言の最後くらい)が出ている頃だったので、メインはメニューから選んで持ってきてもらって、小皿に盛り付けてあるサイドメニューは自分で取ってくるスタイルでした。

朝食は別料金でしたが、マリオットのゴールドステータスで20%引きとかで食べられたと思います。

この2日後の朝食が絶食になるとは思いもしていませんでしたが、お腹いっぱい食べました。

結婚指輪のクリーニング 

臨月が迫ってきて、指輪を外しておいた方が良い時期になったタイミングで結婚指輪をクリーニングに出しました。

結婚指輪を作った会社に持って行くと無料でクリーニングが可能ですが、工房でクリーニングする都合上、2週間以上預ける必要があり、毎日指輪をしていたため、なかなかクリーニングに出せていませんでした。

リーガロイヤルホテル大阪でランチ 

リーガロイヤルホテルは大阪駅からは少し距離があるので、大阪駅からのホテル送迎バスで行きました。

こちらは中之島というオフィス街にあるホテルということもあり、ロビー等もかなり広々としていました。

中華料理のお店を予約して利用しました。

ローズゴールドアメックスの特典でもらったお食事券と、コロナワクチン接種済割引で2人分のコース料理がほぼ無料で食べられました。

私の誕生日祝いの利用ということで、小さなブーケもいただけました。

中華のコースでしたが、こちらの食べるペースには合わせずに料理を運んでくるスタイルだったのは少し気になりましたが、価格がお手頃だったのにお味は本格派で満足でした。

ローズゴールドアメックスは月々990円の月会費がかかりますが、毎月スタバのドリンクチケットが500円分もらえて、さらに1万円以上利用した月6ヶ月ごとに1回のプレゼントがもらえます。

最初のプレゼントがこのホテルレストランお食事券で、リストの中から好きなレストランを選ぶことができます。

↑注:上記サービスは現在終了しています。ローズゴールドアメックス自体はありますが、旅行特化型の年会費実質無料カード(年1回以上のカード利用で年会費無料)に変更になっています。通常はゴールドカード以上で利用できる空港ラウンジが年2回利用可能になるので、ゴールドカード以上を持っていない方にはおすすめです。紹介キャンペーンは終了してしまったので、通常入会となりますが、気になる方はこちらからどうぞ。

夜に出血・産院に電話

帰宅後、お風呂に入っている時に少し出血があったので、急いで産院に電話しました。

産院ではカルテを確認の上、前日の診察時に子宮内に溜まっていた血を洗浄した記録があるので、それの残りだろうから大丈夫だと言われました。気になるのであれば、翌日診察に来て下さいとのことでした。

出産1日前 

念の為、産院を受診 

産院は家から電車とバスで30分以上かかるところだったので、今後のことも考えて、タクシーで行ってみました。

タクシーアプリGoののクーポンを利用しても、お金はまあまあかかりました。

また院長先生ではない先生でしたが、診察してもらったところ、「まだ産まれそうにないから大丈夫。逆子やから、今産まれたら大変やけどな。」と言われました。

安心して、帰りはバスと電車で帰りました。

帰りにスタバのおいも系のフラペチーノを飲んだり、スーパーで食材を購入したりもしていました。

晩御飯後から腹痛あり

自宅で晩御飯を食べた後くらいから、急に生理痛みたいな痛みが来ました。

そんなことは初めてだったので、「これが前駆陣痛というやつかな」くらいに考えていました。

痛いなあと思いながら、お風呂にも入って就寝しました。

出産当日 

夜通し痛くて、早朝5時に産院に電話 

夜中も痛かったし、出血も増えてきたので、早朝に産院に電話しました。

すると「入院の準備持って、すぐに病院に来てください。」と言われたので、パパを起こして車を出してもらい、一緒に産院に行きました。

6時過ぎに産院に到着し、診察中に破水 

産院では分娩室みたいな部屋に通され、すぐに当直の看護師さんが診てくれましたが、すでに産まれそうになっており、急いで院長に連絡してくれました。そうこうしている内に破水しました。自分でもパンってわかる感じでした。

院長が到着し次第、緊急帝王切開手術で出産

院長先生は病院の隣に住んでいるのでけっこうすぐに来てくれました。

陣痛の中、手術の同意書類に名前を書いてハンコを押した記憶があります。

元々大病院の救急病棟にいた先生らしく、とても落ち着いて手術をしてくれました。

なんか、当直の若い先生と世間話をしながら手術していた記憶があります。

お腹から出て来た赤ちゃんを見るために看護師さんがメガネをかけさせてくれましたが、よくは見えませんでした。

出産予定日よりも1ヶ月以上早かったので、全然心の準備ができておらず、私は大混乱していました。

手術後はナースステーションの横の病室で就寝

赤ちゃんを見た後の記憶はほぼないのですが、気づいたらベッドだけがある病室で爆睡していました。

前日の夜中も陣痛でよく寝られなかったので疲れていたようです。

いずべパパが赤ちゃんの写真や動画を見せてくれたり、荷物を取りに行ってくれたりしました。

ベッドの中で家族に出産報告のLINEをしたり、購入が間に合わなかったベビーバスや哺乳瓶消毒セット等をネットで購入したりしました。

晩御飯にはお粥が出て、しっかり完食できました。

出産翌日

車椅子で個室の病室へ移動 

少し前に帝王切開した人から聞いていたには、翌日歩くのがすごく大変だったと聞いていたのですが、意外と動けました。

赤ちゃんを部屋に連れて来てもらって面会

Babyは35週と早産でしたが呼吸等の異常はなかったので、保育器ではなくふつうのベッドで寝ていました。

自室に連れて来てもらって、抱っこさせてもらいました。

体重は2,446グラムと小さかったので、手足が鶏ガラのようでしたが、お腹を切っているので軽い方が抱っこしやすくて助かったとも思いました。

食事も普通食に 

1食でもたくさんの食材が使われていて、健康にも良さそうな食事が出ました。

この後も毎日、朝昼晩とおやつでたくさん食べられました。やっぱり入院中の楽しみは食事でした。

出産後2日目(生後2日)

初めての授乳 

時間になると、ベビールームに呼ばれて、授乳しに行くスタイルでした。

おっぱいをあげてみたけどBabyは爆睡していて、くわえてももらえませんでした。

産院からのプレゼント(産声のカード)をもらった

産声が録音されたカードを産院からもらいました。

出産後3日目(生後3日)

授乳の難しさを知る

日中3回、ベビールームに行って授乳しましたが、全然おっぱいを飲んでくれないし、ミルクも全然飲まなくて毎回助産師さんに助けてもらいました。

1ヶ月以上早く産まれてしまった分、本人の生存本能がまだ育っていなかったようです。

出産後4日目(生後4日) 

赤ちゃんと初めての同室

14時〜20時の日中のみの同室で、全然泣いたりもせず、おっぱいやミルクを飲ませるのだけが大変でした。

オムツを替えて、先におっぱいをあげてからインターホンで欲しいミルクの量を連絡すると、出来上がったミルクを部屋に持ってきてくれるシステムでした。至れり尽せり。

出産後5日目(生後5日)

入浴指導 

「赤ちゃんのお風呂って、石鹸水で擦る感じなんだぁ。」とか「顔は拭くだけなんだぁ。」とか衝撃を受けました。

赤ちゃんと夜間同室

母子同室については緩めの産院だったので、入院中に1回夜間同室すれば、他の日はナースステーションにお願いできました。なので、この日だけ夜間同室をしました。

Babyも最初は少し泣いていましたが、その後はしっかり寝てくれました。

ミルクは40ml飲ませたいのに、30mlからがなかなか進まないのが大変でした。

出産後6日目(生後6日)

アロママッサージ 

緊急事態宣言が明けたので、中止されていたアロママッサージが再開になり、退院間近だった私は急いで施術してもらえることになりました。マッサージ自体もリラックスできたし、施術者の方とゆっくり話せたのもリラックスできました。

肩や背中等のマッサージだったと思います。

抜針

ホッチキスみたいな金具で切り口を止めていたので、その針を抜きました。

先生がピンセットで1本ずつ抜いていきましたが、全然痛くはなかったです。

消える系で縫う手術方法の病院もあるみたいで、その場合は抜針はないようです。

お祝い膳

パパの分も用意してもらうことができましたが、食事の時間的に仕事後では間に合わなかったので、1人でのお祝い膳になりました。パパの分は別料金で確か5千円くらいしたので、1人でもいいかなってかんじもありました。

出産後7日目(生後7日)

昼食後、退院

退院後は自分で赤ちゃんを守っていかないといけないということで、かなり不安でした。ミルクも全然飲めない状態でしたし。

2日後に授乳指導に来るように言われた時は、少し大変そうだと思ったけど、プロに診てもらえる安心感もありました。

退院後の出来事 

ミルクが飲めるようになるまで、1日おきに産院の授乳指導に行く 

母乳を飲むには体力が不足しているとのことで、低吸啜用の哺乳瓶でミルクのみ飲ませることにしました。

それでも退院後の体重測定で産まれた時よりも体重が減ってしまって、全部で3回産院に授乳指導に通いました。

ミルク60mlを3時間おきが全然飲みきれなかったので、30ml2時間おきに変更したら、1日中ミルクをあげてる感じになってママの体力的にも大変でした。

MRIを撮るために大学病院に入院 

ちょうど2週間検診のころ、大学病院に検査入院しました。

産院での体重検査に卒業するころ、首に謎の出っ張りをみつけて産院で診てもらったところ、近くの大学病院での検査を勧められました。

大学病院に行ったところMRI検査のために即検査入院となり、その日から親子で小児科病棟に2泊しました。

MRIは予約が埋まっているのですぐに撮りたい場合は入院して、少しの空き時間を見つけて撮影するという方法になるようです。

MRIは撮影中は動かないようにしないといけないので、赤ちゃんの場合は睡眠薬で眠らせての撮影となります。

腫瘍だったら大変ってことでしたが、MRIの結果的には「筋性斜頸」という首の筋肉が曲がっているだけだったので、経過観察となり、検査後すぐに退院できました。

個室にしてもらえたり、コロナ対策で通常は面会できない状態の中でも親子で同室入院させてもらえたり、病棟のシャワー室を使わせてもらえたりと特別扱いをしてもらえたのは助かりました。でも、食事は出ないので自分で買いにいく必要がありました。

入院中は夜中も授乳のために病棟のお湯の出るところまで歩かないといけなかったのが大変でした。そして、他の病室には重病そうな子供がたくさんいるのが目に入って、自分の子供もその1人になるかもしれないと思うのはとても辛かったです。

私はドナルドマクドナルドハウスへ毎月寄付をしていますが、この入院体験でその活動をもっと続けたいと思いました。

\クレジットカードを登録するだけで毎月寄付が可能なので、手間はかかりません。ぜひご検討ください/

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公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン ドナルド・マクドナルド・ハウスは病気の子どもとそのご家族が利用できる滞在施設です。入院している子どもとその家族がよりよい生活をおくれるようにサポートいたします。

帝王切開って、どこを切るの?傷って治るの?

上記は手術後の妊娠時(第2子妊娠時)に撮影した写真です。

帝王切開の切開位置って、実はめちゃくちゃ下の方です。

妊娠時にお腹の膨らんでいるところよりも下の平らな部分を切っていました。

切開位置が下な程、傷が目立たないので良いですが、お医者さんの高い技術が必要になるみたいです。

2回目の切開時も同じところを切るので、1回目の手術をお願いする先生が重要になるそうです。

外観の傷の治りが良い場合、内部の治りも良いようで、見た目だけでなく傷の痛み具合にも影響があるようです。

手術後2年弱で、傷はほとんどわからない状態まで治りました。
傷の写真を見たい方はクリックしてください。

帝王切開のメリット・デメリット

メリット

メリットについては帝王切開した人でないと語れないと思うので、ここで書いておきたいと思います。

  • 入院期間が長いので本格育児開始までのんびりできるし、授乳等も細かく指導してもらえる。
  • 健康保険、高額療養費、任意保険(入院給付金や手術給付金)が適用されるので、実質的には出産費用が安く済む。
  • 会陰切開がないので、椅子に座るのは楽。
  • (出産予定日よりも早く出産になることが多いので)臨月妊婦の不調や体重増加等のトラブルも少ないし、早く赤ちゃんに会える。
  • (予定帝王切開の場合)出産日が決まっているので予定が立てやすい。上の子を預ける予定も立つし、冷蔵庫の中を片付けておく等が可能です。

デメリット

  • 傷が残る。ただし多くの人は横切りなので、ショーツの中に隠れるくらいの位置だし、ケロイドにならなければ1年くらいでほとんど傷がわからないくらいに治ります。
  • 数ヶ月間はお腹を蹴られると痛いので、上の子がいる場合はお腹をガードする必要がある。歯磨きや座っての抱っこが難しくなります。
  • 次の出産も基本的には帝王切開になる。(大きい病院では普通分娩にチャレンジできることもあります。)
  • 次の妊娠までは1年以上空ける必要がある。
  • 帝王切開での出産は3回までと言われているので、第1子で帝王切開をした場合には基本的には3人までしか出産できない。

帝王切開での入院時に持って行ってよかったグッズ

延長コード 

スマホやタブレット等の充電をベッドでできるように延長コードを用意しておくと快適です。

西川マットレス 

病院のベッドは硬めなので、長時間寝ていると背中が痛いです。

手術後は寝ている時間が長く、寝返りも大変なので、マットレスがあると快適です。

帝王切開の場合、1週間も入院するので自分の家で使ってる枕を持っていく方が快適です。

アイマスク

手術直後はバイタルチェックの機械や点滴の機械等のランプが明るく、看護師さんも何回も来てくれるので、部屋が明るい中で寝ることになります。いつも寝る時は部屋を暗くする派の方はアイマスクを用意しておきましょう。

入院中のお昼寝にも使えますので、多めに用意しておきましょう。

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ウエットティッシュ

手術後はベッドに登ったり降りたりするのも大変なので、食事前後に手を綺麗にできるように、机の上にウエットティッシュを置いておくと便利です。

洗濯用洗剤・洗濯バサミ

ちょっとしたものを洗濯する時に使えるように、洗剤を持っていっておきましょう。

100均の詰め替えボトルに入れていくと、少量ずつ使えて便利です。

下着類等は部屋の洗面台で自分で洗濯しました。パジャマやタオル等大きいものはパパに持って帰ってもらって洗濯していました。

洗濯物を干すスタンドやハンガー等は部屋にあったりしますが、洗濯バサミを自分で持っていくと、小さい物も干せて便利です。

着圧ソックス

入院中は歩く量が減るので、足がむくみやすいです。

手術後は足を曲げにくいので、履きやすい膝下丈がおすすめです。

手術時は手術用の着圧ソックスを使うのでそれも使えますが、洗い替えに用意しておきましょう。

いずべママ

私の初めての出産は予定日よりも1ヶ月以上早くて、緊急帝王切開手術になったりと予想もしていなかったものになりましたが、出産には誰でも驚きの物語があるようです。
これから出産を迎える方には「出産では予想外なことが起こるものだ」と心得て、何が起こってもマイペースに出産してもらえたらいいかな。と思います。
私の体験談がどなたかの役に立てたら嬉しいです。

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